経済・政治・国際

2015年8月 6日 (木)

平和への祈り

1945年8月6日 8時15分…。

広島に原爆が投下されてから今日で70年が経ちました。
毎年この日は広島の平和記念式典の中継を見ながら一緒に黙祷を捧げることにしているワタクシですが今日は更に強い気持ちで祈りを捧げました。

今日の式典には過去最多の100ヶ国、約5万5千人が参列。そしてアメリカからは初めて国務次官が出席されていました。
被爆者の平均年齢は今年初めて80歳を超えたそうです。
今年の式典会場は高齢の被爆者のことを考え張られたテントの白い屋根の景色がとても印象的でした。


1438838975427.jpg


広島の近県に住むワタクシは幼い頃から原爆について学ぶ機会は多かったように思います。
小学生の時に読んだ絵本『はだしのゲン』。
絵本といえどもその残酷な挿絵と内容に衝撃を受けたのを覚えています。今はこの『はだしのゲン』を子供に見せること、図書館や図書室に置くことに賛否両論が上がっていますが少なくとも私はこの絵本のおかげで原爆がとても恐ろしいものなのだということは心に焼きつきました。

広島平和公園には小学校の修学旅行で訪れましたがそれ以前にも親と広島の親戚を訪ねた際に立ち寄り慰霊碑の前で手を合わせたのを覚えています。
原爆資料館は修学旅行で初めて見学しましたが目を覆いたくなるような無惨な光景の写真ばかりで胸を締め付けられました。小学生には刺激が強いため中には気分を悪くする子や泣き出す子、恐怖から最初から入場出来ない子もいました。私はこの資料館を見て実際に起きた恐ろしい事実なのだと強く感じたのを覚えてます。
高校生の時には知人のお姉さんが結婚が破談になったことを聞かされました。
お姉さんは被爆者二世でした。被爆者は健康面だけではなく社会的差別にも苦しんでいる…戦争の傷痕は深く悲しく今も人々を苦しめていることを改めて感じた出来事でした。


今年は戦後70年という節目の年。
そんなわが国は現在安保関連法案で揺れていますが先ず一番に考えて欲しいのは権力行使より誰もが平和に暮らせる世の中。
唯一の被爆国である日本だからこそ二度と広島のような惨劇と戦争の過ちを繰り返さない為に‥世界へ強く問いかけて欲しいと思います。
そして今を生きる私達が出来ることは戦争の歴史を知り平和について考え次世代へ伝えて行くこと。
実際の体験者が数少なくなっていく今だからこそ風化させないことが使命だと感じます。

今年の4月ライブで広島を訪れた際会場が平和公園の横だったので久しぶりに原爆ドームで足を止め暫し眺めました。

1438415327535.jpg

戦争の歴史の証人として広島の町を見つめ続ける原爆ドーム。
その日も沢山の海外からの観光客が熱心に見入ってました。
今日の広島市町による『平和宣言』にもあったように世界各国の方々に広島の思いを知ってもらい自分達自身にも起こりうる現在の問題と受け止め、この世の中からの核断絶と世界平和が広がっていくことを願いたいと思います。
普段生活に追われてなかなか考える時間が少ないからこそ今日は私も改めて戦争について考え平和を心から祈りたいと思った1日でした。

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ